分煙化が進み、愛煙家には肩身の狭い時代になりましたが、
中にはそれを物ともせず、吸っていたタバコを消したと思ったら
立て続けにタバコに火をつけ吸い出す人がいます。
「チェーンスモーカー」と呼ばれる人です。
こういう人は、いつも何か不安を感じている「小心者」の傾向が強い
と言われています。
一説には、「タバコ=おしゃぶり」という解釈をするというものが
あるんです。
タバコが常に手放せない、タバコがないと不安を感じてしまう、
というのは、赤ちゃんや幼児が「おしゃぶり」を手放せないのと同様
の心理だというんですね。
赤ちゃんや幼児は不安を感じると、指やおしゃぶりを口に持っていき、
その不安を解消します。
「チェーンスモーカー」は常にタバコをくわえることで、不安な気持ち
を落ち着かせようとしているんだそうです。
ひっきりなしにタバコを吸うことは、ストレスや緊張感から逃れたい、
という心の表れなんですね。
ちょっと意外な感じで、おもしろいでしょ?