ストレスや緊張で「唇をなめる」しぐさをもう少し。
ヒトは、ストレスや緊張を感じると口が渇きます。
それを湿らすために、「舌」で唇をなめる行為が表れます。
これは、気持ちを鎮めて落ち着こうとする「なだめる」行為になるんです。
舌を使った「なだめる」行為には、
舌を上下の唇の間に挟んで、前後にこする、があります。
思い当たりませんか?
何かに夢中になっていると、無意識に舌を唇の横から
ペロっと出しませんか?
また、子供がよくやるような「舌を大きく突き出す」行為は、
嫌いな人に反感を示しています。
他にも、ストレスを読み取れる"しぐさ"には、
唇を噛む、口を手や指で触る、物を噛む、などがあり、そのしぐさを
長い時間しているほど、不安が強い証拠です。
「上下の歯の間から舌を覗かせる」行為は、
うまく切り抜けた、何かしているところを見つかってしまった、
なんて時に出ます。
会話中には出ません。会話の終わりに出るしぐさなんです。
うまく切り抜けたというのには、
"してやったり!"というニュアンスが含まれています。
こちらが相手のミスなどを指摘しなかったとか、などの場合に出ること
があります。
相手にこのしぐさがあった場合、何かだまされていないか、
会話を振り返って見るべきです。