ウソをつく脳があるって本当?

ヒトの「脳」は3つに分かれます。
3階建ての建物みたいな構造になっています。

1階に「脳幹」、
2階に「大脳辺縁系」
3階に「大脳新皮質」
の3つの層になります。
この層は、人類の進化の道筋を1階から3階に向かってそのまま
表しています。

それぞれ専門の機能を司りながら、お互いに協力しあって、あらゆる
動きをコントロールしています。


「脳幹」は、"爬虫類脳""反射脳"などと言われ、生命維持の中枢であり、
生存するための呼吸、消化、循環などをコントロールしています。

「大脳辺縁系」は、"哺乳類脳""感情脳"などと言われ、食欲、性欲、などの本能や
怒り、不安、好き嫌いなどの感情を発生しています。
進化の過程で、われわれの祖先が生き残れたのは、この辺縁系のおかげです。

「大脳新皮質」は、"人間脳""理屈脳""知的脳"などと言われ、
上記の2つの脳を包み込み、
この皮質の発達で、人類は思考力、判断力、想像力など人間的な能力を獲得しました。


この3番目の脳の別名が「ウソをつく脳」です。
不正直なのです。
複雑な考え方ができる力があり、相手を「騙す」ことに長けています。
この脳のおかげで、本心や本音を隠せるし、ウソをつけるんです。

その反対に「正直な脳」は、「大脳辺縁系」です。

脳を活性するサイト。脳について詳しいですよ
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