誰かと会話する時に、あなたは相手の目を見ているでしょうか?
日本人は「相手の目を見て話す」という行為が苦手な人が多いと
聞きます。
もったいないです。
「目は心の窓」「目は口ほどに物を言う」などの言い回しが
あるくらいですから、目からは得られる情報がかなり多いんです。
目は感情や気持ちを正確に測れるものなんです。
また、マナーの上でも、会話の相手の方に身体を向けるのは当然
ですが、目を見ないで話すのは失礼にあたります。
目は、顔の中でも一番正直な反応を見せる部分です。
目は大切な部位のため、危険回避を目的に、目の周りや内部の筋肉が
飛びぬけて発達しています。
反射的な動きが出やすいんですね。
たとえば、何かに驚いた時などは、目を大きく見開きます。
大きく見開くというのは、瞳孔も大きく開きます。
これは、光を多く取り入れて、なるべくその何かの視覚情報を得よう
とするからです。
それが「不快」なものなら、すぐに瞳孔を縮め、焦点を合わせしっかり
見定めて、それから身を守る、回避と同時に目を守るため目を細めるんです。