椅子などに座って、いつも前に組んだ脚や足を落ち着きなくブラブラ
揺らしたり、貧乏ゆすりなどをしている人が、会話中にピタっと突然
その動きを止めたら、ストレスや脅威などを感じているサインです。
人に知られたくない情報を求められたり、質問されたり、
自分が何か失敗してそれを見つかるのを恐れていたり、
驚いたり、と
何か不都合や危機に直面しているときに"無意識"に脚・足の動きを突然
止めます。
大脳辺縁系が「生き残り」をかけて「止まる」というモードに
切り替えたのです。
まあ、この場合、脚・足だけでなく、身体全体が固まってますけど
ね。
椅子に腰掛けていて、ストレス、不安、脅威などのマイナスな感情
を持っているときによく出るしぐさとして、
椅子の真下に足をもっていき、両方の足首を組むというものがあります。
また、これに類似しているものとして、椅子の前の脚に足首を内側から
絡める行為があります。
これらも、大脳辺縁系が直面している危機に対して命じた行為です。
どちらも突然表れるので、その変化が起こった前後の流れを意識することが
大切です。
そして、その後の行動にも注目すべきです。
今まで大振りだった動きが、止まった後小さくなったら、「ウソ」をついている
可能性大です。
ウソをつく場合、大抵の人は、足に限らず身体の動きが限定されてしまう
からです。